都道府県幸福度ランキング、浮かび上がる北陸・東北の充実した暮らし
◆バランスの良い教育分野
一方、教育分野は全般に秀でる。1位となった学校領域では、学力(2位)、不登校児童生徒率(少ない方が高得点)(1位)、司書教諭発令率(14位)、大学進学率(10位)、教員一人あたり児童生徒数(19位)と、全国上位の指標が多い。
教育分野のうち社会領域でも、全国1位となった。構成する個別の指標は、社会教育費(3位)、社会教育学級・講座数(4位)、学童保育設置率(27位)、余裕教室活用率(1位)、悩みやストレスのある者の率(少ない方が高得点)(3位)となっている。学童保育設置率を除きいずれも4位以内となっており、社会教育システム全般において充実した環境が整備されている様子が示されている。
なお、2022年版で設けられた追加指標でも、福井県は「遠隔教育実施率」で1位となった。
弱みとしては、文化・運動面に課題があるようだ。文化活動等NPO認証数は全国45位、エネルギー消費量も同じく45位となった。