◆都会と郊外のバランスがキーポイント
　10位から5位は、都市中心部の利便性と郊外の開放感をミックスした、リラックスして過ごすことができる自治体が多くランクインした。

　10位の福岡県福岡市中央区は、自然豊かな九州に立地する。博多駅や福岡空港へのアクセスも良い都会であり、福岡市の港湾活動や観光、レクリエーションの重要な拠点ともなっている博多湾に面する。

YOOSUNG KIM / Shutterstock.com

　一方、人口密度では東京23区よりもゆとりがあり、都市部でありながら自然の豊かさも感じられる場所だ。四季折々の風景が美しい大濠公園や、福岡城跡を擁する舞鶴公園、そして博多湾に広がる美しい景色など、都市の利便性と自然の豊かさが共存する魅力的なエリアだ。

　9位は千葉県浦安市だ。東京駅からJR京葉線で20分ほどと非常にアクセスが良い一方、戸建てを中心とした住宅街の落ち着きを有する。レクリエーションではディズニーリゾートが有名だ。高層マンションの点在する新浦安エリアを含め、整備されたベッドタウンとして、住みやすい街が広がる。

＞次のページ　大阪からは天王寺がランクイン