「浮気した」71%、不倫許容52%…国によって大差 世界「浮気」事情 日本は?
◆半世紀で浮気は2倍に?
時代を経て、人間の価値観は徐々に変化している。昔のデータと比較すると、現代の人々は浮気を問題ないと考える傾向が強いようだ。英エコノミスト誌が取り上げたフランス世論研究所(IFOP)の調査により、その実態が明らかになった。
1970年の調査では、浮気をしたことがあると告白する成人の割合は、回答者の6分の1以下であった。それに対し近年(同誌の記事公開は2018年で、その直近と思われる)では、回答者の3分の1以上を占めたという。およそ半世紀の間に、倍以上に増加したことになる。
ただし、回答はあくまで本人の申告に基づく。実際に浮気をする人が増えた可能性だけでなく、調査に対して率直に打ち明ける人が増えた可能性と、その両方が組み合わさっている可能性が考えられる。
なお、さらに近年のデータも、浮気が増加傾向にあることを物語る。米テック・リポート誌(6月4日)は、「女性の不倫率は1990年以来40%増加している」と報じている。