「浮気した」71%、不倫許容52%…国によって大差 世界「浮気」事情 日本は?
◆アメリカが浮気に寛容というわけではない
浮気した割合でトップになったアメリカは、浮気に寛容なカルチャーなのだろうか? どうやらそうとも限らないようだ。
米調査機関ピュー・リサーチ・センターが2014年に実施した調査では、婚姻関係にあるカップルの浮気が、モラルの面から許容されるか否かを尋ねた。アメリカは「許容されない」が84%で、大半の人々が浮気に否定的な立場を取っている。「許容される」は4%にとどまった。
世界に視野を向けると、「許容されない」の割合が高い国には、イスラム教の影響が強い中東の国に多いようだ。トップ10は1位から順に、パレスチナ自治区(94%)、トルコ(94%)、ヨルダン(93%)、インドネシア(93%)、エジプト(93%)、パキスタン(92%)、レバノン(92%)、マレーシア(90%)、チュニジア(90%)、フィリピン(90%)となった。