「最も幸福な州」と「最も不幸な州」の差とは? そこから見える幸せの要素

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「幸せは人それぞれ」とよく言われるが、住んでいる場所は人の幸福度に影響するのだろうか? 米経済情報サイト『WalletHub』によると、アメリカ人は居住している州により幸福を感じるレベルが大きく異なるらしい。毎年アメリカの「最も幸福な州」を発表する同サイトでは、今年も9月に2018年の「最も幸福な州」を発表した。その結果を検証してみよう。

◆最も幸福な州1位は「ハワイ州」
 同サイトでは、「精神的・肉体的健康」「労働環境」「コミュニティ&環境」の3つのカテゴリーに属する31項目を100ポイント満点のスケールで計測。その結果、今年の幸福な州1位は「ハワイ州」で、得点は68.27点だった。ハワイ州は昨年3位から1位に返り咲いた形で、「精神的・肉体的健康」で1位、「労働環境」で30位、「コミュニティ&環境」で4位に入った。

 2位は67.84点の、2017年度も2位の「ユタ州」。「精神的・肉体的健康」で18位、「労働環境」で1位、「コミュニティ&環境」で2位だった。

 そして3位は昨年1位の「ミネソタ州」で得点は67.26点。「精神的・肉体的健康」で2位、「労働環境」で6位、そして「コミュニティ&環境」で10位という結果だった。

 以下、4位に「ノース・ダコタ州」(65.62点)、5位に「カリフォルニア州」(63.14点)が入っている。

Text by 川島 実佳