韓国女性の77%、堕胎罪の廃止に賛成 中絶めぐる議論が過熱

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 人工妊娠中絶の賛否が分かれるなか、韓国でも堕胎罪廃止の是非をめぐる議論が過熱している。韓国聯合ニュースは、韓国女性政策研究院(KWDI)の調査で女性の77%が堕胎罪の廃止について「賛成する」と回答したと伝えた。さらに20代以下では賛成が83.9%となるなど、若い年代ほど高い傾向にあることがわかった。韓国では、妊娠経験者のうち中絶経験者が約42%いるなど、中絶が社会問題となっている。

◆若い未婚者が廃止賛成派になる傾向
 堕胎罪廃止は欧米でも議論の的だ。胎児の生命を重視するか女性の選択権を重視するかで意見が分かれる。中絶賛成派はプロライフ(pro-life)、反対派はプロチョイス(pro-choice)と呼ばれ、長らく論争が繰り広げられている。

                                                                                                                 

 韓国女性政策研究院は4月に、満16〜44歳の女性2600人を対象に堕胎罪に関するオンライン調査を行ったところ、「廃止すべき」が77.3%を占め、「維持すべき」を圧倒的に上回った。年齢別では「廃止すべき」が、20代以下83.9%、30代75.9%、40代71.4%となった。さらに既婚者(同71.9%)よりも未婚者(同83.7%)が廃止に賛成する傾向にあった。

Text by 古久澤直樹

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