「母の日ギフト」贈り手ともらい手の意識の差 海外メディアが指摘するNGギフトとは
5/11の母の日を目前に、国内外のメディアは、ギフトの傾向やNGギフト、また贈り手と貰い手の意識の差などを紹介している。
【NRF調査による母の日ギフトの傾向】
全米小売業協会(NRF)の調査によると、29%の消費者が、母の日のギフトをオンラインで買う見通しだ。平均購入金額は、2013年の168.94ドル(1万7000円)から162.94ドル(1万6600円)へ減少すると予測されている。合計売上金額は、199億ドル(2兆円)になる見込みだという。
商品別の予想売上金額は、花が23億ドル(2350億円)、アパレルやアクセサリーが170億ドル(1兆7300億円)となっている。本やCDに4億8000万ドル(490億円)、家庭用品やガーデニング用品に8億1200万ドル(830億円)、ジュエリーになると36億ドル(3678億円)が見込まれる。
ギフトとしての家電は、昨年23億円(2350億円)から減少して、17億ドル(1737億円)と予想されている。反対にギフトカードの購入は増えていて、昨年の売上20億ドル(2043億円)から増えて21億ドル(2145億円)が見込まれている。
【あげるべきではないギフトのリスト】
ブログサイト『The Stir』は、母の日に避けたほうがいい行動をいくつか挙げている。
1. 頼まれない限り掃除用品は買わないこと。
2. ギフトを“だし”にして、母親が興味もないようなスポーツ観戦チケットを買わないこと。
3. 母の日に母親の仕事を増やすようなギフトを用意しないこと。(朝食を用意して台所を散らかす、など)
4. 母親が使うはずのない現金を渡さないこと(子どもから渡された現金を自分の為に使う母親はいない)。
5. “○○しようと思ったけれど○○”のような、用意できなかった予定の話をして言い訳しないこと。
【欲しいものと贈りたいもののギャップ】
一方、アフタヌーンティー・リビングを展開するアイシーエルは、「母の日のギフト」調査を行っている。贈り手ともらい手の意識には差があることがわかった。
定番ギフトである花はどちらでも1位である。対して、贈りたいギフト2位のメッセージカードや手紙は、欲しいギフトとしては12位だった。贈りたいギフト5位のファッションアイテムも、欲しいギフトにはランクインせず、旅行などが上位だった。