「想像はるかに超えてた」海外記者が新幹線で大興奮 驚きのポイントとは?
◆豪紙は星4.5 「普通車が少しも普通ではない」
普通車でも通常の列車よりはるかに快適な旅ができる点で、日本の新幹線は海外の人々の胸を高鳴らせているようだ。オーストラリアではシドニー在住の旅行ライターであるベン・グラウンドウォーター氏が、シドニー・モーニング・ヘラルド紙(8月16日、以下SMH)にて、日本での体験を綴っている。ゲレンデひしめく妙高高原を目指し、北陸新幹線「はくたか」に飛び乗った。東京から上越妙高の白銀世界まで、わずか2時間2分だ。
北陸新幹線にはグランクラス、グリーン車、普通車の3つがあるが、グラウンドウォーター氏が乗車したのは普通車だ。だが氏は、「世界の基準からすると、少しも普通クラスではない」と快適性にうなり、5段階評価のレビュー記事で星4.5をつけている。
「日本の新幹線に乗らない手はない。特に、長野や新潟の雪に覆われた山々を疾走する新幹線は最高だ。景色は壮観で、車両は暖かく快適、そして食事は一流だ」との評価だ。氏は東京駅で牛丼と和牛の炒め物、漬物、そして冷えたサッポロビールをチョイスし、車内での食事タイムを満喫したという。
一方、インサイダー誌の記者は、新幹線では食事がなによりの楽しみの一つ、と日本人の同僚にアドバイスされたのを受け、東京駅で卵焼きがたっぷり入った海苔巻きとスナックを購入。こちらも有意義な時間を楽しんだようだ。