日本競馬の歴代高額賞金馬ランキング 1位はある異名を持つ稀代の名馬!
競馬場でドラマチックな戦いを繰り広げる名馬たち。今回は総獲得賞金を基準に、数ある競走馬のなかでも最も活躍した特別な20頭をご紹介したい。賞金総額は国内レースにおける獲得賞金と各種三冠ボーナス、そして海外賞金額を合計し、1万円未満を四捨五入した。
20位:メジロマックイーン
獲得賞金:10億1466万円
性別:牡
国内通算成績:21戦12勝(12-6-1-2)
90年代初頭に華々しく活躍した芦毛のサラ。91年からは武豊を背に乗せ、数々のレースを制してきた。91年春の天皇賞では、一番人気の重圧をものともせずに優勝。祖父のメジロアサマと父のメジロティターンに続き、親子三代にわたる天皇賞制覇を実現した。スピードとスタミナを兼ね備えた駿馬として現役時代を送った後は、種牡馬として余生を過ごした。2006年、北海道にて心不全のため急逝している。
19位:エスポワールシチー
獲得賞金:10億2320万円
性別:牡
国内通算成績:39戦17勝(17-10-3-9)
海外通算成績:1戦0勝(0-0-0-1)
フランス語で「希望の街」を意味するその名の通り、多くの競馬ファンに夢と希望を与えてきた。競争心が強く、ゲートが開くと同時に先頭を奪いにいくような軽やかな走りが印象的だ。パワーとメンタルが求められるダートコースを得意とし、2009年から2年連続でJRA賞最優秀ダートホースに選出されている。現在は種牡馬となっており、代表的な産駒に2020年のバレンタインステークスを4番人気から制したショームなどがある。
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