スズキ、インドで最も売れているバン「イーコ」の新型を発売 約80万円から
スズキのインド子会社マルチ・スズキが11月、ミニバン「イーコ」新型をインド市場に投入した。小型ボディで最大7人乗り、そして低価格で注目を集めるイーコは、新型でさらに馬力と環境性能が強化されている。
◆馬力と環境性能が向上
新型イーコは全13種類という豊富なバリエーションが用意されている。5人乗り、7人乗り、カーゴ、ツアーなどが揃う。価格は51万ルピー(約80万円)からと控えめだ。
新型は1.2リットルアドバンストKシリーズ・デュアルジェット・デュアルVVTエンジンを搭載し、出力が従来比10%増の59.4kW(80.76 PS)に強化された。最大トルクは104.4Nmとなる。
燃費の向上も実現した。現地自動車情報サイトのカートックは、Gシリーズエンジンを搭載する旧型よりも「著しく大きな」数字になっていると指摘する。これまでの燃費性能は16.11km/Lだったが、19.71 km/Lにまで大幅な改善を遂げた。