世界で最も裕福な王族・貴族ランキング トップ20 1位は資産4兆円

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民主化や革命により減りつつある王制だが、現在でも世界約30ヶ国で王制が引き継がれている。立憲君主制であったり絶対王制であったりとその仕組みは異なるが、権力、名声、知名度、そして財力を誇る王族たち。では、世界で最もリッチな王室はどこなのだろうか。アメリカのニュースサイト『スタッカー』が、セレブたちの財政状況をレポートするサイト『セレブリティ・ネット・ワース』をもとにまとめた「世界で最も裕福な王族」ランキングを紹介しよう。

◆20位:チャールズ皇太子

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国:イギリス
純資産:1億ドル

チャールズ皇太子はウェールズ公爵、チェスター伯爵、コーンウォール公爵、ロシー公爵、キャリック伯爵、レンフルー男爵、ロード・オブ・ザ・アイルズ、スコットランドの王子・大執事という称号も有し、それぞれの地域の長として君臨している。このうち、イギリス王室の公領であるコーンウォールからの収入は大きなもので、約525平方キロメートルの私有地から生まれる土地と不動産の収入は、自分だけでなく、ほかの王族の生活費に充てられるほどあるという。

◆19位:ムスワティ3世

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国:エスワティニ王国
純資産:1億ドル

エスワティニ王国は2018年にスワジランドから国名を変更、アフリカで唯一、絶対王制を敷いている国家だ。本名はマコセティブ・ドラミニ。1986年に18歳で第8代国王として即位した。一夫多妻制のもとで15人の妻を持つ。国民の半数が貧困に苦しむなか、王の特権を生かして豪華な暮らしをしていると批判が高まっている。スワジランドでは国王が首相、内閣、司法の任命権を持ち、国家予算の5%が王族に渡されているが、その詳細が公表されることはない。

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Text by 西尾裕美

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