読めないと恥ずかしい? 難読漢字20 「末成り」「約定」「小熊猫」……
普段から使用している言葉でも、漢字にするとまったく読めないものがあるだろう。ここではさまざまなジャンルの難読漢字について、読み方はもちろん由来や語源などを紹介している。難読漢字に挑んで実力をはかってみてはいかがだろうか。
◆第1問:暖気
のんびりとした性格や無頓着なさまを表す言葉。他にも「呑気」や「暢気」という漢字を目にすることがあるが、正しくは「暖」を「のん」と唐音読みする「暖気」だ。
もともとは暖かい気候を指す言葉であったが、中世日本では「気晴らし」や「野山で遊ぶこと」の意味として使用されていた。人の気性を表現する言葉として使われるようになったのは近世末期頃からだ。
◆第2問:幼気
- 1
- 2