糖尿病患者・予備群にとって悪い食べ物、良い食べ物20選
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◆悪い食品4. ソーセージ、ベーコン、ハム

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ソーセージ、ベーコン、ハムなどの加工肉は、糖尿病患者・予備群にとって悪い食べ物の代表とされる。加工肉は飽和脂肪酸と塩分が多く、体重増加やインスリン抵抗性の悪化、血圧上昇を招きやすい。糖尿病では心血管疾患リスクが高いので、塩分と脂質が多い加工肉は管理を難しくする要因になる。
また、国際的な大規模コホート解析では、加工肉の摂取量が多いほど2型糖尿病の発症リスクが上がる関連が示され、1日ホットドッグ1本程度(約50グラム)のような少量でも習慣化すると糖尿病リスクが高まるという研究も出ている。完全に禁止するより、頻度を下げ、日常のたんぱく源を魚や鶏肉、大豆製品など未加工に近い食品へ置き換えるのが現実的だ。
◆悪い食品5. 甘いシリアル

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甘いシリアル、特に砂糖やチョコ、はちみつ風味などの加糖タイプは、糖尿病患者や予備群にとって「悪い食べ物」になりやすい。多くは精製した穀物と追加の砂糖が中心で、食物繊維やたんぱく質が少ないため消化吸収が速く、朝食でも血糖値を急に上げやすい。甘さが強い製品ほどGIが高い傾向があり、血糖スパイクを招きやすいと指摘されている。
また、シリアルは軽く食べやすい反面、表示の1食量より多く盛りがちで、糖質とカロリーの過剰摂取につながりやすい。糖尿病の食事では追加の砂糖や精製穀物を減らし、全粒穀物と十分な食物繊維を選ぶのが基本で、シリアルを食べるなら「砂糖少なめ・食物繊維多め」が目安になる。




