2023年 世界で最も売れた車ベスト20 半数が日本車 1位は64%増の…
トヨタ自動車、H.E. Group Ltd / Shutterstock.com、日産自動車、本田技研工業
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4位 トヨタ カローラ/レビン セダン
80.3万台(前年比19%減)

Toyota
トヨタ カローラ(中国名レビン セダン)は、世界で最も広く知られた量販車の一つとして、長年にわたり各国の自動車市場を支えてきた基幹モデルだ。堅実な設計と高い信頼性を武器に、通勤や買い物といった日常用途の足として定着してきた。セダンは扱いやすいボディサイズと十分な室内空間を両立し、幅広い年齢層に受け入れられている。
世代を重ねる中で安全装備や燃費性能は着実に進化し、近年はハイブリッドを中心に環境性能の向上も進んだ。中国市場ではレビンの名で展開され、デザインや仕様に違いを持たせつつ、カローラ系として大きな販売規模を維持している。世界的な販売台数の積み重ねが示すように、「無難だが信頼できる」車の代表格である。
3位 ホンダ CR-V/ブリーズ
84.6万台(前年比18%増)

ホンダ
ホンダ CR-V(中国名ブリーズ)は、ホンダが世界各地で展開するミドルクラスのクロスオーバーSUVで、1990年代から続く長い歴史を持つ。乗用車感覚で扱えるサイズ感と、SUVらしい居住性や積載性を両立させた点が評価され、ファミリー層を中心に支持を広げてきた。高い着座位置による視界の良さや、後席と荷室の使い勝手の良さは日常利用との相性が高い。
世代を重ねる中で安全運転支援機能やインフォテインメントも充実し、近年はハイブリッドを中核とした電動化も進んだ。中国ではブリーズとして展開され、市場の嗜好に合わせた内外装や装備が与えられている。ホンダのSUVラインアップを支える世界的な主力モデルである。




