2023年 世界で最も売れた車ベスト20 半数が日本車 1位は64%増の…
トヨタ自動車、H.E. Group Ltd / Shutterstock.com、日産自動車、本田技研工業
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10位 テスラ モデル 3
50.8万台(前年比5%増)

Sport car hub / Shutterstock.com
テスラ モデル3は、アメリカの電気自動車メーカーであるテスラが量産化を本格化させる象徴として投入したミッドサイズの電気セダンだ。高価なイメージが強かった電気自動車を、より多くのユーザーに広げる役割を担い、世界的な販売拡大を支えてきた。シンプルな外観と大型のセンターディスプレーを中心にした室内設計が特徴で、物理スイッチを極力減らした独自の操作体系を採用する。
航続距離や加速性能など基本性能の高さに加え、ソフトウエア更新による機能追加も強みだ。電気自動車が特別な存在ではなく「普通の選択肢」になり得ることを示したモデルとして、市場に大きな影響を与えている。
9位 日産 セントラ/シルフィー
53.4万台(前年比1%減)

Nissan
日産 セントラ(中国名シルフィー)は、日産が世界各地で展開するコンパクトクラスのセダンで、実用性を重視した量販モデルとして長い歴史を持つ。北米や中国など市場ごとに名称は異なるが、日常の移動手段としての使いやすさを最優先に設計されてきた点は共通している。落ち着いたデザインと十分な室内空間、扱いやすいサイズ感が特徴で、通勤や買い物といった日常用途に適した車だ。
燃費性能や乗り心地、静粛性を重視する傾向が強く、派手さよりも堅実さを求める層に支持されている。特に中国市場ではシルフィーの名で高い販売台数を維持し、日産のグローバル販売を支える重要な存在となっている。
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