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2023年 世界で最も売れた車ベスト20 半数が日本車 1位は64%増の…

トヨタ自動車、H.E. Group Ltd / Shutterstock.com、日産自動車、本田技研工業

14位 ホンダ アコード/インスパイア
45.1万台(前年比7%減)

Honda

ホンダ アコード(中国などではインスパイア)は、ホンダを代表するミドルクラスセダンとして世界各地で長く販売されてきたモデルだ。北米市場を主戦場としながら、日本やアジア、中国でも地域に応じた名称と仕様で展開されてきた。快適性と走行性能のバランスを重視した設計が特徴で、実用車でありながら操縦安定性や静粛性にも力を入れている。

世代を重ねるごとにボディサイズは拡大し、近年は先進運転支援システムやコネクテッド機能も充実した。パワートレインはガソリン車に加え、ハイブリッドを積極的に導入しており、環境性能を重視する層にも支持を広げている。世界的な販売実績を持つホンダの基幹モデルの一つである。

13位 日産 エクストレイル/ローグ
46.1万台(前年比80%増)

日産 ローグ スポーツ|日産自動車

日産 エクストレイル(北米名ローグ)は、日産の世界戦略SUVとして長年販売されてきたミドルサイズ級のクロスオーバーSUVだ。市場によって名称は異なるが、日常での扱いやすさと実用性を軸に、ファミリーユースに向けた居住性や荷室の使い勝手を磨いてきた。

SUVらしい視界の高さとゆとりある室内に加え、先進運転支援機能や安全装備を積極的に採用する点も特徴だ。近年は燃費や静粛性の改善に力を入れ、電動化技術を組み合わせた仕様も地域によって展開されている。北米ではローグとして販売台数を伸ばしやすい価格帯と商品力を確保し、日産の稼ぎ頭の一つとして存在感を示している。

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Text by 青葉やまと