食べてみたい世界のフライドポテト バリエーション豊かな10ヶ国のスタイル
|
|
ファストフードに欠かせないお供として、ついつい手が伸びてしまうフライドポテト。気づかないうちに平らげてしまっていることも多い名脇役だが、見慣れたあの姿を超えて、世界には想像の上を行くアレンジが存在する。バナナ・ソースで食べる地域や、小洒落た一品としてバーで振る舞っている国など、ポテトの知られざる10のスタイルを見てみよう。
◆1.ベルギー
ハンバーガーの付け合わせに持っていこいのフライドポテト。それだけに、アメリカ発祥というイメージはないだろうか。フライドポテト誕生の地とされているのはフランスなど諸説あるが、ベルギーも発祥の地を名乗る国のひとつだ。この地ではフリッツの名で親しまれ、ライスやポテト料理と並んで主食として活躍している。また、歩きながらつまめるスナックとしても人気だ。フリッツ・スタンドと呼ばれる街角のキッチンカーで注文すると、紙製のテイクアウト容器に盛ったフライドポテトを受け取ることができる。たっぷりとマヨネーズをかけて頬張るのがベルギー流だ。