2050年の経済大国ランキング・トップ15 日本は何位に後退? ゴールドマン・サックス予測
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◆6位:日本

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日本は2050年の実質GDPランキングで6位に入り、世界の主要経済国としての規模を維持する見通しだ。2022年は3位に位置しており、2050年にかけては順位を下げるものの、すぐに上位圏から外れるわけではない。
背景には人口減少とそれに伴う成長率の低下があり、世界経済の重心が人口増と高成長の国々へ移る中で相対順位が押される構図になる。ただ、経済規模そのものは拡大を続ける前提で、2075年でも12位に残る予測となっており、「順位は下がるが大きな経済圏として踏みとどまる」長期像が示されている。
◆5位:ドイツ

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ドイツは2050年の実質GDPランキングで5位に入り、主要経済国としての位置を引き続き保つ見通しだ。2022年は4位にあり、2050年にかけては一つ順位を落とす程度で、大きな下振れは想定されていない。
ただ、世界経済の成長エンジンが人口増と高成長の新興国へ移っていく流れの中で、相対的な順位は長期ほど押されやすい。実際に2075年のランキングでは9位まで後退する予測で、規模は拡大しながらも順位は緩やかに下がる、という安定と後退が併存する長期像が示されている。
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