◆12位：エジプト

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　エジプトは2050年の実質GDPランキングで12位に入り、トップ15の顔ぶれの中では新たに存在感を強める国として位置づけられている。2022年時点では上位15位に入っていないが、今後は人口増加と労働力の厚みを背景に経済規模を大きく伸ばし、順位を押し上げるシナリオだ。世界経済の重心がアジアやアフリカへ広がる流れの中で、エジプトはその代表格の一つとされ、2075年には7位まで上がる予測になっている。長期では「新興大国の一角へ食い込む国」として台頭していく見通しだ。

◆11位：メキシコ

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　メキシコは2050年の実質GDPランキングで11位に入り、北米と結びついた大きな内需市場と製造業の集積を背景に上位圏を維持する見通しだ。2022年は14位にとどまるが、人口規模と域内サプライチェーンの強さ、いわゆるニアショアリングの追い風で中期にかけて順位を押し上げるシナリオが示されている。

もっとも世界全体ではアジアやアフリカの高成長国が伸び続けるため、2075年も11位にとどまる予測で、規模拡大と順位の安定が同時に進む国といえる。

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