2050年の経済大国ランキング・トップ15 日本は何位に後退? ゴールドマン・サックス予測
fuyu liu / Shutterstock.com
|
|
|
◆10位:ロシア

Viacheslav Lopatin / Shutterstock.com
ロシアは2050年の実質GDPランキングで10位に入り、主要経済国としての規模を保つ一方、長期では相対順位が下がるとみられている。2022年は9位だが、2050年には一つ下げて10位となり、2075年には13位まで後退する予測だ。
エネルギーや資源の供給力を背景に経済規模は拡大していく前提が置かれているものの、人口増と高成長を続ける新興国が世界の上位を押し広げるため、順位面では押されやすい。規模の伸びと順位の後退が並行するのが、ロシアの長期シナリオである。
◆9位:フランス

Luciano Mortula – LGM / Shutterstock.com
フランスは2050年の実質GDPランキングで9位に入り、先進国の中では大きな経済規模を保つものの、長期では順位がじわり低下するとみられている。2022年は7位にあるが、2050年には9位へ下がり、2075年には15位まで後退する予測だ。
経済の絶対額は伸び続ける前提に立つ一方、人口増と高成長を続ける国々が世界の上位を占める比重を高めるため、相対順位は押し下げられる。豊かさと産業基盤は維持しつつ、世界の重心移動の中で存在感が薄まっていくシナリオが示されている。




