2020年「世界一美しいクルマ」は日本車が受賞 振り返る過去の受賞車15モデル

マツダ

◆2016年:マツダ MX-5

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 海外メーカーが目立つなか、2016年にはマツダ MX-5(日本名「ロードスター」)が受賞車に選ばれた。ありふれたクルマとは一線を画す、新鮮でエキサイティングなデザインが大いに評価されたようだ。審査員は「100メートル先からでもMX-5だとわかる」とのコメントを残している。デザイン部門だけでなく、総合力で評価されるワールド・カー・オブ・ザ・イヤーも同時受賞している。両賞を同時に冠するのは、ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー史上初の快挙だ。

◆2017年:ジャガー Fペース

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 ジャガーが世に送り出した初のSUVが、2017年の受賞モデルとなった。Fペースは日常で存分に活用できる利便性と力強いデザインをコンセプトにしている。この年、ジャガー Fペースは、ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーを同時に受賞している。イギリスメーカーのクルマに同賞が贈られるのは初のことだ。2016年にはスポーツサルーンのジャガー XEが最終候補に残りつつも敗れていたが、翌年に晴れの同時受賞で借りを返した形となる。

次のページ 均整の取れた美しいプロポーションをベースに、優雅かつ近代的なデザインでまとめ上げた




Text by 青葉やまと