2020年「世界一美しいクルマ」は日本車が受賞 振り返る過去の受賞車15モデル

マツダ

◆2014年:BMW i3

Michel Curi / flickr

 ずんぐりむっくりとしていて、どこか愛嬌を感じさせる。そんなBMW i3が、2014年の受賞車に選定された。メルセデスベンツ Cクラスなどの強豪を下しての受賞は、当時予想外の逆転劇として受け止められた。実際のところi3は、Bセグメントの小型ボディに最新技術が詰め込まれている。その意味では非常に革新的なモデルであった。

◆2015年:シトロエン C4カクタス

Rutger van der Maar / flickr

 2015年に最もデザインが評価されたのは、シトロエン C4カクタスだ。まず目に飛び込んでくるのは、各所に装備されたエアバンパーだろう。内部は空気が充填されており、バック駐車中などの軽度の衝撃から車体を保護する。また、スレンダーなヘッドライトも個性ある表情を演出しているユニークなポイントだ。一方インテリアではダッシュボードから余分なスイッチを削ぎ落とし、マイナス方向のデザインを徹底することですっきりとした印象を持たせた。

次のページ マツダがワールド・カー・オブ・ザ・イヤー史上初の快挙!




Text by 青葉やまと