2020年「世界一美しいクルマ」は日本車が受賞 振り返る過去の受賞車15モデル

マツダ

◆2012年:レンジローバー イヴォーク

Art Konovalov / Shutterstock.com

 革新的なフォルムで登場したレンジローバー イヴォークが、2012年の勝者となった。その独創的なスタイルについてランドローバーのデザイン責任者は、「大胆かつダイナミック」なデザインだと形容する。コンセプトモデルがあまりに洗練されすぎていることから、量産時には跡形もないほど変更が加えられるものと見られていた。しかし蓋を開けてみれば、おおむねコンセプト通りのデザインでの市場投入となり、嬉しい意味で予想を裏切ってくれたモデルだ。

◆2013年:ジャガー Fタイプ

Jaguar MENA / flickr

 2013年の受賞モデルは、最終選考に残った43モデルを制したジャガー Fタイプに決定した。引き締まった曲線で構成されるスポーティーなフォルムが、爽快な印象を与える。ホイールベースにゆとりを持たせ、その分だけ前後のオーバーハングを切り詰めることでメリハリのあるデザインとしているのが特徴だ。外観はもとより、ドライバー視点で考え抜かれたインテリアも審査員の好評を博した。

次のページ ずんぐりむっくりとしていて、どこか愛嬌を感じさせる。そんなBMW。




Text by 青葉やまと