皮も種も捨てないで! スイカの健康効果と注意点
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夏の定番フルーツであるスイカは、数々の健康効果を秘めている。水分が豊富で低カロリーながら、ビタミン、ミネラル、抗酸化物質を含み、さまざまな健康効果をもたらす。米医療機関のクリーブランドクリニックや米健康情報誌のヘルスラインなどが、その重要な健康効果を取り上げている。
◆夏場の水分補給の味方

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スイカは約92%が水分で構成されており、水分補給の一助となる。水分補給は体温調節や臓器の働き、細胞への栄養供給などに不可欠で、これが正常に働くことで健康が保たれる。
軽度の脱水でも、疲労感や筋肉のけいれん、頭痛などの症状を引き起こすことがある。特に激しい運動の後は、少量の塩を振ったスイカを食べることで、炭水化物と電解質の補給に役立つとされている。
◆リコピンとシトルリンが心臓を守る

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スイカに含まれるリコピンとアミノ酸の一種シトルリンは、心臓の健康に寄与する可能性がある。シトルリンは体内で一酸化窒素の産出を促し。その結果、血管の弛緩(しかん)や血流の改善を助けるとされており、動脈機能の向上や血圧低下に役立つ可能性がある。




