◆4位　小樽市（北海道）　48.1

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石造倉庫群と運河が語る港町の記憶が、雪景色にも夏の光にも映える。堺町通りではガラス工房やオルゴールの音色に出会い、ニシン御殿に往時の繁栄を知る。寿司店のレベルは高く、近海のウニやホッケ、甘みの強い海鮮が日常の価格感で楽しめるのも魅力だ。

南小樽の斜面地に続く坂道や旧手宮線跡の遊歩道は、歩くほどに表情が変わる。札幌からのアクセスが容易で、運河の夜景やガス灯の暖かい光、潮の匂いが旅情を濃くする北のロマンティックな寄港地である。

◆3位　京都市（京都府）　49.6

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千年の都としての文化層が重なり、町家の路地から世界的な寺社、モダンなミュージアムやギャラリーまでが徒歩圏で連続する。清水や金閣だけでなく、鴨川べりの散歩道や東山の小径、洛北の静かな社寺に日常の静けさが息づく。

だし文化に根ざした京料理と新進のレストラン、抹茶や和菓子の名店が旅の密度を高め、工芸の体験や骨董市も楽しい。四季の移ろいが明確で、同じ場所が季節ごとに違う表情を見せるのも魅力だ。

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