石油埋蔵量トップ10 「豊富なのに掘れてない国」が1位
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◆5位 イラク 1450億バレル

イラク南部シャット・アルアラブ川沿いの油田|Essam al-Sudani / Shutterstock.com
中東の産油国イラクは、世界有数の石油資源を持つ国の一つだ。石油資源の多くは南部のバスラ周辺に集中しており、ルメイラ油田や西クルナ油田など巨大油田が長年同国の石油生産を支えてきた。中東でも有数の埋蔵量を持つ産油国で、世界全体の約8.4%の石油資源が確認されている。
原油生産量は日量約440万バレルで、世界の産油量ランキングでは6位前後に位置する。イラク経済は石油収入への依存度が非常に高く、国家歳入の大半を原油輸出が占める。主な輸出拠点はペルシャ湾岸のバスラ港で、日本を含むアジア向けの輸出も多い。

イラク北部バイジの石油精製施設(2019年11月)|Dynamoland / Shutterstock.com
2000年代以降は国際石油企業の参入などにより油田開発が進み、生産量は大きく拡大してきた。一方で政治情勢の不安定さやインフラの制約などが課題とされている。
R/Pレシオは約96年で、現在の生産水準が続いた場合でも長期間にわたり採掘が可能とされる。豊富な埋蔵量を背景に、今後も世界の石油市場で重要な供給国の一つとみられている。




