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石油埋蔵量トップ10 「豊富なのに掘れてない国」が1位

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◆7位 クウェート 1015億バレル

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中東の産油国クウェートは、世界有数の石油埋蔵国として知られる。確認埋蔵量は1015億バレルで、世界全体の約5.9%を占める。石油資源の多くはペルシャ湾沿岸に位置する巨大油田ブルガン油田に集中しており、同油田は世界最大級の陸上油田の一つとされる。

原油生産量は日量約272万バレルで、世界の産油量ランキングでは10位前後に位置する。クウェート経済は石油収入への依存度が非常に高く、政府歳入の大半を石油関連収入が占める。国営企業クウェート石油公社(KPC)が石油開発や輸出の中核を担っている。

KPC本社|radiant guy / Wikimedia Commons

またクウェートはOPECの主要メンバーでもあり、サウジアラビアやアラブ首長国連邦などとともに中東の原油供給を支える国の一つとなっている。

R/Pレシオは約103年で、現在の生産水準が続いた場合でも1世紀以上にわたり採掘が可能とされる。豊富な埋蔵量と安定した生産体制を背景に、長年にわたり世界の石油市場で重要な役割を担ってきた産油国だ。

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Text by 切川鶴次郎