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石油埋蔵量トップ10 「豊富なのに掘れてない国」が1位

huyangshu / Shutterstock.com

◆9位 アメリカ 688億バレル

テキサス州パーミアン盆地の油田地帯|Heidi Besen / Shutterstock.com

世界最大の産油国であるアメリカは、埋蔵量ランキングでは9位に位置する。確認埋蔵量は688億バレルで、世界全体の約4%を占める。埋蔵量では中東や南米の産油国に及ばないものの、技術革新によって石油生産を大きく拡大させた国として知られる。

特に2000年代後半以降、シェール革命と呼ばれる技術革新が石油産業の構造を変えた。水平掘削や水圧破砕といった技術により、これまで採掘が難しかったシェール層からの石油生産が急増。テキサス州のパーミアン盆地やノースダコタ州のバッケン層などが主要な産油地域となった。

ノースダコタ州ウィリストン近郊の油田|DrReload / Wikimedia Commons

現在の原油生産量は日量約2013万バレルで、世界の産油量ランキングでは1位となっている。これはサウジアラビアやロシアを大きく上回る規模で、世界の石油市場に大きな影響力を持つ。

一方でR/Pレシオは約11年と主要産油国の中では比較的低く、埋蔵量に対して生産規模が大きいことを示している。豊富な技術力と投資を背景に、限られた埋蔵量でも世界最大の産油国となっている点がアメリカの特徴だ。

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Text by 切川鶴次郎