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訪日経験者が「日本でやりたいこと」トップ20 食を超えた1位は?

Jo Panuwat D / Shutterstock.com

実際に日本を訪れたことのある外国人は、再び来日するなら何を「ぜひやってみたい」と考えているのか。アイブリッジとブランド総合研究所が海外10か国の男女1900人を対象に実施した調査では、訪日経験者の具体的な希望が数値で示された。温泉や食文化、伝統体験、エンターテインメントまで幅広い選択肢の中で、優先度が高い体験とは何か。この記事では、訪日経験者の上位20項目を20位から1位までのランキング形式で紹介するとともに、未訪日者との違いも交えながら、訪日後に強まる関心や、逆に期待がしぼむ体験の傾向を読み解く。

◆20位 クルーズ 12.3%

Raicho / Shutterstock.com

20位は「クルーズ」で12.3%。訪日経験者と未訪日者がともに同率で、意向に差は見られなかった。温泉や旅館、郷土料理といった“日本ならでは”の体験が上位を占める中、クルーズは文化体験というより旅行スタイルの一つとして捉えられているとみられる。訪日前後で評価が変わらない点は、イメージと実態の間にギャップが少ないことを示す。突出した人気ではないが、一定層に安定的な需要がある項目といえそうだ。

◆19位 ドライブ 13.3%

Kirito katakuri / Shutterstock.com

19位は「ドライブ」で13.3%。未訪日者は6.9%にとどまり、訪日経験者との差は6.4ポイント開いた。日本旅行の事前イメージでは鉄道や新幹線といった公共交通の印象が強いが、実際に訪れた層ほど自動車での移動に魅力を感じていることがうかがえる。地方部ではレンタカー利用が観光の自由度を高める手段となっており、都市圏中心のイメージから一歩踏み込んだ“周遊型観光”への関心が訪日後に高まる傾向が読み取れる。

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Text by 切川鶴次郎