毎日食べたい「スーパーフード」20選 アンチエイジング、病気予防にも

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17. ターメリック

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 ターメリックは日本名をウコンといい、もともとはインドから入ってきた黄色のスパイスだ。ショウガ科ウコン属に属する植物から作られるスパイスなので、しょうがと似た薬効が期待できる。研究によると、ターメリックの主成分であるクルクミンは、がんや心臓病、糖尿病などの疾患の治療と予防に効果的である可能性がある。クルクミンは体に吸収されにくいのが難点だが、油分と一緒に摂取すると吸収されやすくなるので炒め物や揚げ物に使用するのがおすすめ。

18. 古代穀物

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 キヌアに代表される古代穀物には、多くの病気予防につながる栄養素が含まれている。古代穀物とは、Whole Grains Councilによれば「過去数百年にわたってほとんど変化していない」穀物のこと。キヌアのほかにも、玄米、モロコシ、フリーカー、ブルガー小麦、スペルト小麦(ファッロ)、エンマー小麦などがあり、それぞれ食物繊維、抗酸化物質、ビタミンが豊富に含まれている。また、糖質が少ないことも注目されている理由の一つとなっている。

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Text by 西尾裕美