外国人にとって「奇妙な」日本の食品20選 海外誌が挙げているものは?

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◆11. いなごの佃煮

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いなごの佃煮は、バッタの仲間であるいなごを、醤油と砂糖で煮詰めた料理だ。長野県や福島県などの地域で伝統的に食べられてきた。いなごは高タンパクで、鉄分や亜鉛も豊富に含む。見た目が昆虫そのままなので抵抗感があるが、食べると甘くてカリカリしており、エビのような味わいを楽しめる。地方の居酒屋や食堂で見かけることが多い。

◆12. 蜂の子

蜂の子は、ミツバチやスズメバチなど蜂の幼虫を、醤油と砂糖で煮た料理だ。長野県の名物料理となっている。高タンパクで、免疫力を高める効果があるとされる。幼虫そのものの見た目には抵抗も感じやすいが、食べれば甘くて香ばしい味わいが広がる。祭りや地元のイベントでもよく出されている。

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Text by 青葉やまと