睡眠不足がもたらす10の悪影響 危険な「大丈夫」の勘違い

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◆9.性欲減退

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人間の三大欲求とされるもののうち、睡眠と食欲に関連があることはすでに見てきたとおりだ。面白いことに、睡眠時間は残る一つ、すなわち性欲にも影響することが判明している。ヘルス・ライン誌は、十分に睡眠を取らなかった人々のあいだで性欲が衰えることがしばしばあると述べている。

イギリス国営の医療事業である国民保健サービスも同様の見解だ。とくに男性で睡眠時無呼吸症候群を患っている人の場合、寝不足によって男性ホルモンであるテストステロンの濃度が低下し、性的欲求が十分に高まらない傾向があるようだ。ちなみに睡眠は生殖ホルモンの分泌を促すため、十分な睡眠は子供を望むカップルの強い味方でもある。

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Text by 青葉やまと