睡眠不足がもたらす10の悪影響 危険な「大丈夫」の勘違い

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◆5.肥満

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睡眠は体重のコントロールにも影響する。理想的な体重を保ちたいなら、適度な時間を就寝に充てることが第一歩だ。2004年の研究では、睡眠時間が6時間を切っている人々は、そうでない人よりも肥満になる可能性が30%ほど高いという結果が出ている。睡眠不足の状態では、食欲増進ホルモンであるグレリンの分泌が促進されてしまう。そのうえ、脳に満腹感を伝えるレプチンが抑制されるのだ。また、寝不足の状態では脂質と炭水化物を渇望しがちになり、これも体重増加の要因となる。

睡眠時間が5時間を切るようになるとさらに状況は悪化し、肥満になる可能性が50%にまで上昇するとJHMは説明している。食欲をコントロールすることが難しくなり、糖分と塩気をたっぷり含んだ食事を好んでしまうためだ。徹夜明けにはガツンと甘いエナジードリンクと大量の食事でリフレッシュしたくなるが、ぐっと堪えることも肝要だ。

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Text by 青葉やまと