「朝食を食べない派」に潜む危険、知っておくべき9つのこと

polkadot_photo / Shutterstock.com

◆6.子供では肥満につながることも

Alena Ozerova / Shutterstock.com

大人の場合は体重への影響が少ないとはいえ、やはり育ち盛りの子供の場合は朝食でしっかりとエネルギーを補給したほうが良いようだ。朝食を抜いた子供はジャンクフードに手を伸ばしがちになり、体重過多になりやすい。ある研究では、朝食を毎日きちんと食べる子供たちのBMI指数を調査した。すると、ときどきしか朝食を食べない子供たちと比べて、より低いBMI指数になっていることが確認できた。

◆7.断食の一環なら減量効果が

vetre / Shutterstock.com

特殊なケースでは、朝食を抜くことで体重を落とせる可能性もある。それは、断食法の一環として行う場合だ。16/8メソッド、あるいは16:8時間ダイエットなどと呼ばれる食事法が存在する。この方法では食事をしてよい時間を昼食から夕食までの8時間に限定し、残りの16時間は断食する、というサイクルを繰り返す。必然的に朝食を飛ばすことになるが、摂取カロリーの減少によるダイエット効果が報告されている。ただし個人差があり、頭痛やひどい場合には失神などを招くこともあるため注意したい。

次のページ 低血糖症を招くことも

Text by 青葉やまと