頬ずりして抱き合うライオンと男性 長年の心温まる友情、TikTokで人気

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◆いつだってグルーナーさんとじゃれたい
 今年2月に公開された別の動画では、裸足にTシャツとリュックサックの軽装で砂漠地帯を歩くグルーナーさんの後ろを、サーガがぴったりとつけて追っている。グルーナーさんが一歩踏み出すたび、残された方の片脚を、じゃれるようにしてサーガが前足でもてあそぶ。腰に軽くかみつくとさすがに「痛いよ!」と声を上げるグルーナーさんだが、すぐに「ほら、行くよ」と慣れたものだ。

@sirgathelioness

Cats will be cats, not matter the size…

♬ original sound – Val Gruener & Sirga

 動画は2ヶ月ほどのうちに、790万回再生された。「きっとかまってほしいんだね」「ほんと大きなネコみたい。うちの子も僕が寝ようとすると同じことをやる」など、無邪気な触れ合いに心癒やされたというコメントがみられる。

 ライオンは本来、人間を捕食しうる存在であり、人間と絆を育むことなど到底考えられない。しかし、出会い方によっては、そしてその後の愛情の注ぎ方次第では、深い友情を育むことも不可能ではないようだ。グルーナーさんが自身のTikTokチャンネルで公開する300本以上の動画が、その軌跡を克明に物語る。

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Text by 青葉やまと