「これも認知症?」チェックしたい15の初期症状 日常のちょっとしたことから早期発見
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記憶力や思考力などが衰える認知症は、日常生活に支障をきたしてしまう厄介な状態だ。加齢とともに発症することが多く、65歳以上では5人に1人が認知症になるとも言われている。
脳の神経細胞の衰弱などが原因で進行するため、残念ながら回復は基本的に困難だ。しかしながら、認知症に至る前に軽度の認知障害の段階から対策に取り組めば、進行の抑制は可能だと考えられている。
そこで、海外の健康情報サイト、ヘルスラインやメディカル・ニュース・トゥデイなどの情報をもとに、認知症の兆候を見出す15のヒントをご紹介しよう。以下のような日常の動作のちょっとした異変に気づいたら、早期発見につなげるためぜひ医師に相談したい。
◆1.物を置いた場所を忘れる
認知症の初期症状として、短期的な記憶力に問題を生じることがある。物を置いた場所を思い出せないことが頻繁にある場合、認知症の初期症状のサインかもしれない。
同様に、物をどこかに置き忘れる傾向も認知症の人々によく見られる。携帯電話や財布などが見つからず、誰かが盗んだのではないかと疑いを向けることもある。
◆2.不要なものを買ってくる
妥当なことと不適切なことの区別がつきにくくなるのも認知症の症状の一つだ。判断力が鈍ってしまい、結果として明らかに不要な物を買ってきたり、必要ないほどの数を買い込んだりすることがある。金銭的な判断力も衰えやすく、お金の管理に苦労する例も見られる。