なぜ世界で新幹線が愛されるのか?海外初進出の台北、真価発揮の米テキサスなど

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♦︎新幹線にとって世界最適の場所? テキサス

テキサスではN700系の改良版の導入が計画されている / Mitsuki-2368 / shutterstock.com

テキサスでは、すでに日本の新幹線方式の導入が決定している。テキサス・セントラル・レールウェイ社は、ヒューストンとダラスを90分間で結ぶ新線を建設する予定だ。安全性と効率性に優れることが決定打となり、日本の新幹線方式が選択された。

早ければ今年中に着工し、2022年にはN700系の改良型が走行する姿を見られることになる。営業運転は時速約320キロで行われ、自動車での移動と比較して70分の時間短縮となる。さらに飛行機との比較でも、50分の優位性を確保する。

「世界最高のテクノロジーを導入するのに、ここは最適な場所だ」と現地鉄道会社の地域担当副社長は胸を張る。日本生まれの技術は、最も輝ける場所を海外の土地に見つけたようだ。

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Text by 青葉やまと