貝類に秘められた7つの健康効果と3つのリスク
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◆健康効果3.心疾患リスクを低減する
貝類に豊富なオメガ3脂肪酸とビタミンB12は、心臓の健康をサポートする栄養素でもある。複数の研究により、魚介類から得られるオメガ3脂肪酸の摂取により、心疾患のリスクが低下することが示されている。オメガ3の抗炎症作用が効果を発揮したと考えられる。
貝類のなかでも、特にムール貝は多価不飽和脂肪酸(PUFA)とオメガ3脂肪酸が豊富だ。LDLコレステロール(悪玉コレステロール)を下げ心疾患のリスクを抑える。
◆健康効果4.免疫力を高める
牡蠣、アサリ、ムール貝などの一部の貝類は、免疫力を高める亜鉛が豊富だ。亜鉛は体の免疫反応を担う細胞に欠かせないミネラルであり、抗酸化剤としても機能し炎症によるダメージから身体を保護する。
90歳以上の健康な成人62人を対象とした研究では、亜鉛が不足すると、特定の免疫細胞の活動が低下することが示された。