世界で最も裕福な王族・貴族ランキング トップ20 1位は資産4兆円

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◆2位:ハサナル・ボルキア

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国:ブルネイ
純資産:300億ドル

ブルネイの国王、首相兼国防相兼蔵相兼外相。ブルネイの第29代スルタンであり、事実上の絶対君主。1967年に王位を継承。英国の士官学校に留学しており、若い頃は西洋的なライフスタイルを持つプレイボーイとして知られていたが、近年はイスラム教の厳格な解釈を導入しつつある。2014年に東南アジアで初めてイスラム法(シャリア)を採用。厳しい身体刑の施行に関して、国際社会から広い反発を招いた。一方、毎年のラマダーン明けの大祭では、宮殿を訪れた一般市民一人ひとりと握手を交わすなど、国民との融和に努めているという。

◆1位:ラーマ10世

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国:タイ王国
純資産:300億ドル

1952年、プーミポン国王(ラーマ9世)の子として生まれる。イギリス、オーストラリア留学などを経験し、シドニーのキングス校で豪陸軍予科課程を修める。プーミポン国王の死後2年半を経た2019年に正式にラーマ10世として即位。通称はマハー・ワチラロンコン・ボディントラテープパヤワラーンクーン国王陛下。4回の結婚と3回の離婚を経験して男児を含む子供も数人いるが、親権を放棄しているため、後継ぎとなる男児は3度目の結婚相手との間に生まれた王子のみ。ここ数年はドイツで暮らしており、国民の間の不満が高まっている。

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Text by 西尾裕美