子供が幸せになる育て方・10の科学的ヒント 親の生き方も影響
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9. 選択の自由を
子供を信頼し、決定権を与えることも大切だ。2001年のアメリカの研究では、学校でのアクティビティを自分で決めた子供は、学校に行くのが楽しみになる可能性が24%向上するとの結果が出ている。子供が小さいころは夕食のチョイスなど小さな選択を任せ、大きくなるにつれてより重大な決定をさせるなど、成長段階に見合った任務を与えてあげよう。また、家庭のルールを決める際も押しつけるのではなく、子供に考えさせることが有効だ。自分で規則を決め、さらにそれを破った際の罰も自主的に決めさせるようにすると、ルールを破る頻度が低減する。
10. 自分自身が幸せになる
子供を幸せにする最大の秘訣は、親である自分自身が人生をエンジョイすることだ。子育てに人生を捧げるのも立派な生き方だが、もう少し肩の力を抜いて、自信の生き方を楽しむ余裕を持つ方が長続きするだろう。子供につきっきりになるのではなく、ある程度は友人との交友関係を楽しみ、笑いと明るいムードを忘れないようにしたい。もしも精神の状態が好ましくないと感じたら、周囲に助けを求めるのも大切だ。親がうつ病に悩んでいると、未就学の幼い子供もストレスを感じやすいと考えられている。過度に忙しい日々が続いていると感じたなら、ときにはベビーシッターを頼んで映画に出かけるなど、少しの息抜きをしてみよう。親が笑顔で暮らしていた方が、子供の発育にもきっと良い影響があるはずだ。
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