気をつけたい、毒性のある食品20 日常的に食べているあの食材も
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13. キャッサバ
キャッサバ(ユカ)は干ばつに強い作物の一つとしておもに発展途上国で栽培、消費されている。最近では、グルテンフリーの代用品として世界的に人気が出ている食品の一つだ。
キャッサバでおもに使用されるのは根の部分で、丸ごと食べたり、すりおろしたり、小麦粉のようにすりつぶしてパンなどを作ることができ、タピオカの原料とされる場合もある。
しかし、生のキャッサバの葉と根にはシアン化物が入っているので注意。食用として消費する前には必ず皮をむいて、正しく調理すること。
14. フグ
毒を持つ魚として有名なフグだが、周知されているにもかかわらず、毎年、食中毒の報告が絶えない。東京都の報告によると、自分で釣ったふぐを調理して食べたことによる重症事例や死亡事例が発生しているという。
フグ毒は猛毒のテトロドトキシンを含んでおり、その毒性は青酸カリの1000倍以上ともいわれている。摂取すると食後20分から3時間程度でしびれや麻痺症状が起こり、重症の場合は死に至る。また、調理にしても無毒化することはない。