【2025年】人口流出ランキング 最も多い都道府県は?
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総務省統計局が公表した「住民基本台帳人口移動報告 2025年(令和7年)結果」によると、全国の都道府県間で人口移動の格差が顕著となっている。特に若年層を中心とした都市圏への流出が続き、地方圏を中心に多くの県で転出超過が目立った。
本記事では、県別の「転入者数-転出者数」の差が大きい上位20都道府県について、背景や地域ごとの特徴を詳しく紹介する。首都圏への人口集中や地方の人口減少の実態を読み解くことで、地域社会が直面する課題と今後の展望を探る。記事の最後には、全47都道府県のランキング一覧も掲載する。
◆20位 宮崎県 3024人

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宮崎県は転出超過3024人で20位となった。九州南部に位置し、温暖な気候と豊かな自然環境に恵まれ、農業や畜産業が盛んな地域として知られる。一方で、若年層の進学や就職に伴う県外流出が続いており、特に福岡県や関西圏、首都圏への移動が目立つ。県は企業誘致やIT関連産業の振興、移住支援策の強化などを進めているが、人口減少に歯止めをかけるには安定した雇用創出と子育て環境の充実が引き続き課題となる。観光面では高千穂や日南海岸など全国的な知名度を持つ資源も多く、交流人口の拡大を定住につなげられるかも鍵となりそうだ。
◆19位 福井県 3157人

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福井県は転出超過3157人で19位となった。日本海側に位置し、眼鏡や繊維などの地場産業、原子力関連施設などを抱える産業県として発展してきた。一方で、大学進学や就職を機に若年層が県外へ流出する傾向が続いている。北陸新幹線の延伸により首都圏や関西圏とのアクセスは向上したが、利便性の高まりが必ずしも定住につながっていない現実もある。県は子育て支援や企業誘致、スタートアップ支援に力を入れており、働く場の多様化と若者の地元定着が今後の重要な課題となる。




