【クイズ】何問わかる?レアアースから原油まで、知っておきたい資源10問
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◆回答
B. 備蓄制度の強化
◆解説

出典:首相官邸ホームページ
重要鉱物を巡っては、供給の不安定化や地政学リスクの高まりを背景に、各国で備蓄制度の強化や新設の検討が進められている。特定の国への依存度が高い鉱種では、輸出規制や紛争、政策変更などによって供給が途絶するリスクがあるため、一定量を国家として保有することで産業への影響を緩和しようとする動きが広がっている。
日本では以前からレアメタルの国家備蓄制度を運用しており、欧州連合やオーストラリアなどでも戦略的備蓄の枠組み整備が進んでいる。これは市場を完全に自由化する動きとは逆に、安全保障の観点から政府が一定の関与を強める政策である。
一方で、採掘の全面禁止や民間企業の排除といった措置が主流になっているわけではない。むしろ供給多角化や国内生産支援、備蓄の強化といった現実的なリスク管理策が中心となっている。したがって、最も適切な選択肢はBである。

米カリフォルニア州のマウンテンパス鉱山|MP Materials via AP
資源は遠い国の話に見えても、実際は私たちの産業や暮らしを支える基盤である。レアアースや金、原油を巡る動きは、経済や安全保障の最前線と直結している。世界の資源情勢を正しく理解することが、これからの時代を読み解く鍵になる。
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