◆16位：中国（70.5%）

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　中国は調査で下位側に入り、対日感情は好意と警戒が併存する。歴史認識や尖閣諸島をめぐる対立に加え、政治的な緊張が報じられるたびに世論が悪化しやすく、隣国としての競争意識や安全保障不信も影を落とすのが現状だ。

　一方、都市部の若年層を中心に日本食、アニメ、ゲーム、家電や日用品への評価は高く、訪日旅行も憧れの行き先だ。今後も文化や消費の現場での好意が蓄積されれば、硬いイメージが和らぐ余地は十分に大きい。

◆15位：イギリス（71.0%）

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　イギリスは対日好意度が中位で、欧州の中では上昇傾向が目立つ国の一つだ。距離は遠いが、まじめさや職人気質、秩序を尊ぶ姿勢に親近感が生まれ、日本は信頼できる先進国として見られやすい。政治的な対立が少ない点も追い風になっている。

　一方で関心の入口は文化に偏りがちで、和食や庭園、デザインに加え、アニメやゲームが若い世代の支持を広げている。訪日旅行も「安全で刺激的な体験」として定着し、安定した好意が積み重なる構図だ。

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