世界「最強の国」ランキングトップ20 日本はトップ10入り 米誌

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◆2位 中国

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GDP:14兆3000億ドル
1人あたりGDP(購買力平価):1万6653ドル
人口:14億775万人

1949年に中華人民共和国として建国されて以来、中国共産党による一党支配。人口は世界で最も多く、国内には数十の民族と300近い言語が存在する。1978年に鄧小平が改革を実施し、中央集権的計画経済から自由主義市場経済へ舵をきったことで経済は急激に成長。現在、米国に次いで世界第2位の経済大国となっている。しかし、人権政策について国際的に批判を受けており、メディアの自由度に関する国際ランキングでは常に最下位。最強の国ランキングは昨年の3位から上昇。

◆1位 アメリカ

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GDP:21兆4000億ドル
1人あたりGDP(購買力平価):6万5280ドル
人口:3億2833万人

国内総生産は世界最高、世界最大の石炭埋蔵量を誇るアメリカ。世界で最も経済的、軍事的に支配力のある国であることは誰もが納得するところ。音楽、映画などの大衆文化などに代表される文化的影響力も世界中に及ぶが、一方で、人種間の対立、所得格差、2021年の連邦議会議事堂への襲撃事件による民主主義の健全性と将来に対する懸念など、国内の課題も抱えている。

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Text by 西尾裕美