外国人に“刺さる”神社トップ10 「生の声」から読み解く人気の理由
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◆5位:嚴島神社

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嚴島神社は、広島県廿日市市・宮島にある神社で、社殿が海上に建つ独特の寝殿造が特徴だ。沖に立つ大鳥居は潮位によって表情を変え、満潮時は海に浮かぶように見え、干潮時は鳥居の根元まで歩いて近づける。
島内は古くから神域とされ、社殿と瀬戸内海、弥山の景観が一体となった美しさが評価され世界遺産に登録されている。フェリーでアクセスでき、参道の商店街や名物の牡蠣、紅葉饅頭、ロープウェーなど見どころも多い。

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グーグルマップの外国人クチコミをみると、評価の要は満潮の「浮かぶ社殿・大鳥居」の神秘性と干潮で鳥居のそばまで歩ける体験の両立にある。潮位表を事前確認する実践知が繰り返し共有され、朝早い時間が混雑回避と景観の最適解とされる。島の鹿との触れ合いは好意的に語られる一方、食べ物を持つと寄ってくるため注意喚起も多い。
雨や霧がかえって幻想味を高めるという声、宿泊して昼の喧騒と夜明け・夜景の静けさを両方味わう提案、フェリーのスイカ利用可など交通メモも見られる。拝観料(本社拝観・鳥居至近は干潮時の浜からでも可)や行列の混雑に触れる意見はあるが、総じて日本を代表する景観・写真映え・文化体験として「必見」との評価が支配的である。




