外国人に“刺さる”神社トップ10 「生の声」から読み解く人気の理由
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◆7位:北海道神宮

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北海道神宮は、札幌市中央区の円山公園に隣接する道内の代表的な神社で、開拓三神と明治天皇を祀る。参道は玉砂利の長いアプローチが続き、社殿は檜皮葺風の落ち着いた意匠だ。境内は広く、季節ごとに桜、新緑、紅葉、雪景色が映える。
授与所では御朱印やお守り、英語対応の御みくじも扱う。併設の茶屋や休憩所、公衆トイレが点在し、家内安全や交通安全、車のお祓い、結婚式などの祈祷も行われる。地下鉄東西線の円山公園駅から徒歩圏で、動物園や藻岩山など周辺観光との回遊性も高い。

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グーグルマップの外国人クチコミにおける評価の柱は静けさと自然の一体感だ。市街の喧騒から離れたように感じる長い参道、森に包まれた社域が「落ち着く」「心が整う」と繰り返し称賛される。訪問の最適解は平日の朝で、人出が少なく散策や撮影に向くとの実体験が多い。一方、年末年始や午後は本殿前が混み合い、門の閉門は17時前後と早い日があるため時間配分に注意が要る。
体験面では、御みくじや絵馬、御朱印の満足度が高く、茶屋の甘味や屋台、桜の季節の出店も好評だ。冬の雪景色は格別で再訪意欲を高めるとの声が目立つ。アクセスは円山公園駅から徒歩が定番で、円山動物園や藻岩山夜景と半日行程に組み込む提案が多い。ごく一部にトイレ環境への不満や午後の混雑指摘があるものの、総じて「四季を写す森の神域で、札幌らしい精神的な休息を得られる場所」として強く推されている。




