「世界の恐ろしくも美しい橋」20選 足元はガラス張りの橋、ツルだけでできた日本の秘境の橋も
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◆7. ゴーストタウンに再び活気「オジュエラ橋」
同じ木造の橋でも、環境によって雰囲気はガラリと変わる。メキシコ北部、マピミの町の郊外には、閉山した金鉱山がある。金が出尽くした後は人が寄りつかず不気味なゴーストタウンとなっていたが、往時使われていた巨大な木製の「オジュエラ橋」が観光名所として1991年に復活し、人気の観光スポットとなった。たわむ吊り橋で渓谷を越えるスリルはなかなかのもの。復活にあたっては鋼鉄で強化を図り、安全性はしっかりと確保されているようだ。
◆8. 伝統的なベトナムの「モンキー・ブリッジ」
スケールはぐっと変わって、手作りの木造橋というのも味わい深い。ベトナムには「モンキー・ブリッジ」と呼ばれる橋がいくつも存在し、人々の日常生活を支えている。近年ではコンクリート製のものも登場しているが、多くは支柱の間に細い木を渡しただけの簡素な造りで、たわみも激しい。地元の人々のように自由に行き来できるようになるまでには、それなりのトレーニングが求められそうだ。
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