人間にとって危険なクマ ランキング 世界の12種を比較
Massimiliano Paolino / Shutterstock.com
|
|
|
◆4位 コディアックヒグマ

slowmotiongli / Shutterstock.com
コディアックヒグマはアメリカ・アラスカ州コディアック諸島に生息するヒグマの亜種で、世界最大級のクマとして知られている。成獣の体重は600キロを超えることもあり、圧倒的な体格と筋力を持つ。魚類や植物、哺乳類まで幅広く食べる雑食性で、特にサケが豊富な地域では栄養状態が良く、巨大化しやすい。生息地が島嶼部に限られているため人間との接触は比較的少ないが、縄張り意識は強く、不意の遭遇や食物をめぐる緊張状態では非常に危険な存在となる。

Mark A. McCaffrey / Shutterstock.com
コディアックヒグマによる人的被害は、発生件数こそ多くないものの、過去に実例が確認されている。狩猟や調査活動中の人間が襲われ、重傷や死亡に至ったケースも報告されてきた。体格が極めて大きいため、ひとたび攻撃を受ければ被害は深刻になりやすい。現地では厳格な行動規範や管理体制が敷かれているが、それでも事故を完全に防ぐことは難しい。人との接触頻度が低いことが安全性につながっているにすぎず、潜在的な危険度は極めて高いクマと言える。
>次のページ 体格と攻撃力の大きさから、一度衝突すれば被害は甚大に




