人間にとって危険なクマ ランキング 世界の12種を比較
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◆7位 ナマケグマ

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ナマケグマはインド亜大陸を中心に生息するクマで、長い爪と突き出た口元が特徴的だ。シロアリやアリを主食とする特殊な食性を持ち、夜行性で森林や草原、農地周辺にも姿を現す。見た目に反して気性は荒く、警戒心が強いことで知られている。視力が弱く、不意の遭遇に対して過敏に反応しやすいため、人間を避ける前に攻撃行動に出ることがある。体格は中型だが、鋭い爪と歯を備え、近距離では非常に危険な存在だ。

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ナマケグマによる人的被害は、インドやスリランカなどで多数報告されている。農作業中や夜間の移動中に突然襲われ、顔や頭部を重点的に攻撃されるケースが多いのが特徴だ。重傷や死亡事故に発展した例もあり、世界のクマ類の中でも人身被害が比較的多い種とされている。多くの場合、クマ側が先に攻撃を仕掛けており、防衛的というより反射的な行動とみられている。地域住民にとっては、最も現実的な脅威となるクマの一種だ。




